第3章 友人、知人から情報を集めること
その1.友人、知人から情報を集めること
これまでにも、友人や知人から情報を集めることはしてきているはずですが、ここでは、少し掘り下げて、どんなことを聞くべきかをみていきましょう。
聞き取り調査のポイントは、第2章でもお話ししましたが、「同じことを全員に聞く」ということです。
相手が何でもしゃべってくれると思ったり、しゃべってくれたことがすべてだろうという思い込みは危険です。
聞き取りをする相手が、失踪者の親友や恋人であった場合、失踪者を裏切りたくないという思いから、有力な情報ほど漏らしてくれないことも多いからです。
また、あなたを含めご家族のかた全員で、時間を見つけて、失踪者の過去の行動や言葉を思い出してください。
「そういえば、高校のときに●●くんと行った●●のこと、楽しそうに話していたよねぇ・・・」
「去年行った●●で買ったアクセサリー、いつも大切にしてたよね」
「いつかお金が貯まったら、●●に行きたいって言ってたよね」
などといったことでいいのです。
小さなことでもいいので、できるだけ詳細に思い出してください。
そこから足取りが見えてくるかも知れません。
まず、失踪したときの服装や携帯しているであろう品物を推測すること。
これはいなくなった最初の段階で行っていることですが、それが推測であった場合は、その後も、何か手掛かりがあれば、改めて考え直す必要があります。
「●●だと思ったけど、もしかしたら●●かもしれない」という風に。
わからなければ、逆に残っている衣類などから、手元にないものを着て行っただろうと推測もできます。
これは、カバンや靴、手帳やアクセサリーにも同じことがいえます。ゲタ箱を再度確認してみたら、実は靴が2足なくなっていたなどということもあります。
いつもいなくなった家族のことを考えろというのも酷なことは百も承知です。しかし、小さなことでも調査を続けていく上で、大きな手掛かりになることもあるのです。
たとえ1カ月、2カ月と時間が経ったとしても、時間があれば聞き込みを続けていってください。
新しくわかった友人や知人がいれば、他の人にも聞いたことを、同じように質問してください。
以前に聞いた相手でも、「その後、何か●●から連絡はない?」「小さなことでも、何か思い出したことはない?」と聞いてみてください。



