第1章 家出、失踪のきっかけとは? | 家出人捜索

第1章 家出、失踪のきっかけとは?

第1章 家出、失踪のきっかけとは?

警察庁の統計によれば、平成16年に警察が受理した家出人捜索願の件数は、約9万5千人といわれ、1日に約260件もの捜索願が出されていることになります。しかし、この数字は、警察が受理した件数であり、捜索願が出されていない数も含めれば、20万件を超えるといわれています。

これほどまで多くの件数には驚かされます。
では、いったいどうしてなのでしょうか?
家出・失踪をするには、必ず何らかの原因やきっかけがあるはずです。

「家出」は、本人が戻らない意思を持って家を出たケースです。一方、「失踪」は、長期間にわたり生死が不明のまま、行方がわからないケースで、事件に巻き込まれた危険性も考えられます。

余談ですが、「失踪者」という言葉は、主に失踪宣言を受けた者に対して使われるので、家出ではないが行き先がわからない場合は、「行方不明者」と表現するのが正式な呼び方となります。

しかし、いずれにせよ、ある日、突然、あなたの目の前から、大切な家族が消えてしまうことには変わりありません。

そこで、はじめに、山田彰男さん・26歳(仮名)の事例をもとに、家族がいなくなったときに、あなたがやるべきこととやってはいけないことを見ていきましょう。尚、登場人物はすべて仮名となっています。

また、本文中、「失踪の場合」「家出の場合」というように、家出と失踪を区別して説明するとき以外は、失踪の場合も「家出」として表現してありますので、その点のみ注意して読み進めてください。

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