第2章 部屋の中をもう一度見る | 家出人捜索

第2章 部屋の中をもう一度見る

同じような視点で、部屋の中をもう一度見てみましょう。

「あるべき場所に、あるべき物がない」
「あるはずのない場所に、あるはずのない物がある」

じっくりと部屋の中を見回し、冷静に分析してみてください。

見たことのないような服やカバン、靴などはありませんか?
本棚や机の上、テーブルの下などに、雑誌や本がありませんか?
それはどんな内容のものでしょうか?
レシートはありませんか?
そこには、どんな物を購入したか記録されていますか?
メモなどに電話番号や駅の名前、地名などの走り書きがしてありませんか?

家出人が男性の場合、見慣れない女物のハンカチが部屋にあったり・・・
また、彼女がいると聞いていないのに、風呂場やジュータンに長い髪の毛が落ちていたり・・・
食器棚に、ペアのカップが置いてあったり・・・
アルバムの中の写真が数枚なくなっていたり・・・

デジタルカメラなどが置いてあった場合には、計画的に家出をしたのではない限り、最近撮影した写真データが残っている可能性もあります。

また、本人宛に送られてくる郵便物は、差出人を確認し控えておきましょう。
たとえDMであっても重要な手掛かりになることもあります。

本当ならば、開封して中身を確認したいところですが、事件にでもならない限り、送られてきた本人でなければ基本的には開封は許されません。ここはグッとこらえて、差出人の確認にとどめておきましょう。

 

このように痕跡を探す作業には、ゴミを調べたり、部屋の中をじっくり観察するなど、過去にさかのぼって情報を収集する作業と、いなくなったと思われる場所から、どのような方法で移動したかなどを、考えられる限り考え、聞きとり調査をしていきます。

家出に関わったと思われる人がいたら、全員に足取りのヒントとなる情報がないかを聞きましょう。聞く内容については第3章で詳しくお話しますので、そちらを参考に、他にも聞きたいことがあれば追加してください。
聞きとり調査で大切なことは、全員に同じことを聞くことです。

このときには、本人の顔写真を持ち歩きましょう。
なるべく顔がはっきりと映っていて、極力最近撮った写真を選ぶようにしてください。写真は必須アイテムとなります。

こうした初期調査の80%は、過去の情報収集となります。
いずれにしても、家出をする前の生活を、1日単位で確認できるようすることは重要です。

時間が経てば経つほど、情報も記憶も曖昧になります。
本人の友人や知人にも、いち早く事情を説明して情報収集をしましょう。

ご家族で情報を共有し、まずは知り得る限りの友人・知人の連絡先を把握してください。<

調査のご相談はこちら

メールでご相談希望の方はこちら