第2章 痕跡を探ること
その3.痕跡を探ること
大切な家族が姿を消してから、1週間以内にあなたがやるべきことの3番目は「痕跡を探る」ということです。
「すぐに帰ると思わないこと」の項目でも書きましたが、本人がなぜ家出をし、どこに行ったのか、どうしているのかをなどの痕跡を探りましょう。
「ゴミを捨てる」「部屋の掃除をする」「パソコンをむやみに操作する」など、ほんの些細なあなたの行動が、実は貴重な情報源を消し去ってしまうことになるのです。
繰り返しになるかもしれませんが、痕跡を探る際には、特に「ゴミは絶対にすてない」「パソコンはやたらにいじらない」の2点に、くれぐれも注意して行いましょう。
■ゴミは絶対に捨てない!
本人がいなくなりご家族が部屋に入ったときに、ゴミは絶対に捨てないでください。これは、ご家族みなさんで徹底してください。
レシートやお菓子の箱、弁当の空容器をはじめ、使った後のはしやタバコの吸い殻も捨てないでください。
残っているはしや吸い殻の本数も、調査の貴重な手掛かりになります。
もちろん、本人の車が置いてあったなら、車の中のゴミも絶対に捨てないでください。
家を出る直前まで車で過ごした痕跡や、家出のための協力者(友人など)と車の中で話した可能性もあります。こういった情報が、残されているゴミから推測できることもたくさんあるのです。
まして、部屋を掃除するなどは言語道断。一刻も早く見つかってほしいと願うご家族の方が、自ら調査の手掛かりとなる重要な痕跡を消していることになります。



