第2章 未成年者の家出原因
未成年者の家出に関しては、その原因は「両親が厳しすぎる」「家族がバラバラで寂しい」「兄弟姉妹と差別される」などといった、ご家族への不満が多いのです。
ですので、根本的な問題を解決しない限りは、一度は連れ戻せたとしても、再び家出をする可能性は残ってしまいます。
警察官はもとより、私たちのような調査員はなおさらのこと、家出をされた本人が成人の場合、強制的に連れ戻すことはできません。
仮に未成年者のように、強制的に連れ戻したとしても、家出の原因が取り除かれない限りは、本当の意味で解決したとは言えません。
本人と連絡が取れたり、本人が戻ってきたとしたら、まずは相手の気持ちを理解するよう努力が必要です。
つまり、見つけ出すことは大事なことですが、根本的に家出の原因を解決することはさらに大事だということを忘れないでほしいのです。
また、彰男さんのように、家出人が独身者だった場合、ご家族は「元気なことがわかればいい」と考える方もいらっしゃいます。
ただし、どんな生活を送っているのか、本当に安全な状況で暮らしているのかなどの心配もあります。
こういったケースでは、家出・失踪調査から「素行調査」に切り替え、生活状況などを調査することもあります。
いずれにせよ、家出をした本人の気持ちを理解することが大切なのです。
-いなくなってから1週間までにすること②ー
★いなくなったことがわかったらすぐに捜索願を出す!
【理由】
捜索願が受理されると、警察のデータベースに登録される
ため、交通取り締まりや職務質問、事件や事故にあった時
などにも、警察から連絡がある確率が高くなる。



