失踪者捜索の立役者・警察犬(1)

失踪者捜索の立役者・警察犬(1)

ニュース報道で、ときおり見かけるシーン。
「昨日午後3時過ぎ、○○市○○区在住、Aさん0歳6ヶ月が何者かに連れ去られ、警察ではその行方を捜しています」
アナウンサーがニュースを読み上げる中、必ずと言っていいほど映像として流れるのが警察犬が捜索に当たっている場面です。

犬は、人間の4,000倍~6,000倍といわれている鋭い嗅覚を持っています。
訓練によって、この優れた能力を足跡の追跡や臭気の選別にあてがい、警察や法執行機関の捜査活動に利用しているのが警察犬です。
軍用犬や猟犬から発展したもので、吠えることで警戒を、相手を噛むことで攻撃としても使用されています。

警察犬には、警察が所有し使用している直轄犬と、試験に合格して警察から非常勤の警察犬として認証を受けている嘱託犬に分かれています。

歴史上では、警察犬を最初に使い始めたのは19世紀末ドイツのヒルデスハイム市警察だと言われています。
日本では1912年に、警視庁が英国から初めて警察犬2頭を採用しました。
現在では警視庁鑑識課だけでも32頭、各道府県警鑑識課でも多くの警察犬が利用されています。

また、捜索活動を行う警察犬ばかりでなく、犯人制圧や災害救助犬のような警備犬もいます。

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